ブロックチェーン2.0とは?基礎の仕組みから1.0(ビットコイン)との違いまで図解でやさしく解説【2026年版】
ブロックチェーン2.0とは?基礎の仕組みから1.0(ビットコイン)との違いまで図解でやさしく解説【2026年版】 この記事でわかること ブロックチェーンとは何か。「みんなで持つ、書き換えにくい台帳」のしくみ ブロックチェーン1.0(ビットコイン)が解いた問題と、できなかったこと ブロックチェーン2.0(イーサリアムとスマートコントラクト)で何が変わったのか 2.0は完成形ではない。2015年から2026年までに解いてきた課題 前半は専門知識なしで読めるように書き、後半は技術者向けに設計の違いまで踏み込みます。話の確かさは、次の印で示しました。 確立 原論文・公式記録で確認できる基本事項 査読済み 論文で発表、検証はこれから 発表のみ 公式サイト・企業の説明など 仮説 未検証・見方が分かれる点 この記事は技術の解説です。暗号資産(仮想通貨)の売買や投資を勧めるものではありません。価格の話もしません。 1. ブロックチェーンとは:みんなで持つ「書き換えにくい台帳」 銀行の預金は、銀行が1冊の「台帳」を管理しているから成り立っています。AさんからBさんに1万円を送ると、銀行が台帳を書き換えます。私たちは「銀行が正しく書いてくれる」と信頼しているわけです。 ブロックチェーンは、この台帳を 1つの管理者ではなく、ネットワークに参加する大勢のコンピュータが同じ写しを持ち合う しくみです。日本語では「分散型台帳技術」とも呼ばれます。誰か1人が勝手に書き換えても、ほかの大勢の写しと合わないので、すぐにばれます。 名前のとおり、取引の記録を「ブロック」という箱にまとめ、それを「チェーン(鎖)」のようにつないでいきます。この「つなぎ方」に、改ざんを難しくする工夫があります。 3つの柱 柱 ひと言でいうと 役割 ① ハッシュの鎖 前のブロックの「指紋」を次のブロックに書き込む 過去を書き換えると、その後ろがすべて合わなくなる ② P2P(ピア・ツー・ピア) 中心のサーバーなしに、参加者どうしが直接つながる 1台が止まっても、台帳は残る ③ 合意形成 「次のブロックを誰が書くか」をみんなで決めるルール 管理者がいなくても、全員が同じ台帳にそろう ① ハッシュの鎖:過去を...