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2011年9月8日木曜日

スマートグリッドへの提案

かつてインターネットが普及する時にWWWがパラダイムシフトを加速させたのと同様にスマートグリッドの普及でも、何か画期的な仕組みが、導入を加速する可能性は大です。コンピュータがまだネットに接続されずに動作していたその昔から、ネットワーク社会が到来すると、ずいぶん言われてました。いろんなリサーチ会社が、その市場規模が莫大なものだと予測をしていました。

でも誰が、WWWを予測したでしょうか?
この画期的なWebの仕組みを発明したのが、CERNの若き天才素粒子研究者でした。

ネットワークの発展は、革命的な文明の進歩であるとともに、ある種の業界の人たちにとっては、脅威であったはずです。特にマスメディア関連、放送業界の人たち、なぜなら通信が放送を兼ねてしまうからです。(確かに最近TVが面白くないです)誰でもが、検閲を受けることなく情報発信できてしまい、自由に検索して情報を得ることができます。地球上で生活する人類が、時間的空間的な隔たりを越えて光速で情報を交換できる仕組みを持ってしまった瞬間でもあります。当初、この提案に、全くだれも反応しなかったので、発明者は自分でWWWを作ってしまったといいます。逆にWWWの大発明がなかったらこのパラダイムシフトは、こんなに急速に起こっていたでしょうか。WWWがなかったとしたら、プログラマーはもっと忙しかったはずですし、こんなにPCが売れもしなかったでしょう。ITバブルもなかったのでは、ないでしょうか?

スマートグリッドは、電力のインターネットと言われてます。

誰でもが情報を発信できるのと同じように誰でもがエネルギーを供給できます。
(私の家もようやく今年太陽発電を屋根に設置して電力会社に電気を売っております。)
これは、電力会社や一部のエネルギー資本にとっては、ある種の脅威でしょう。いろいろ言われてますが、やがてこのパラダイムシフトもゆっくりと着実に訪れる事になります。インフラの整備は言うまでもなく必要ですが、その仕組みを構築する必要があります。

デジタルグリッドの提案がこのサイトにありました。  
エネルギーパケットがやり取りされるのはそう遠い未来ではなさそうです。
Power over Ethernet(PoE)というのがあります。
Energy Harvestingとやらで最近では、電波を電気に変える技術もできております。
という事は、今後、Power over WiFiが出てきてもおかしくは無いです。
(うん?これ、検索するとヒットします。もう既にあります。)
携帯電話は、その電波で電力を供給されるようになるはずです。
IEEE 802.3atでは、1ポートから最大34.20Wを給電し、25.50Wを受電できるようです。
家庭内の機器は、全てIPアドレスを持ち、これに(もしくはPLCでもいいですが)、接続してWebに接続し、電力計測機能をつければいいのでは、後は、インターネット経由の電力ルーターで外部の電力をやり取りすればOKです。これが最近の私の提案です。
各家庭から発電される電力Webサーバーで電力の供給が可能となります。
如何なものでしょうか?

<追加調査>
銅線は電力供給できますが、光ファイバーでも電力供給の可能性があるようです。
関連資料

第4の産業革命をぜひ日本から立ち上げたいものです。

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